あなたの会社は大丈夫?
最近サイバー攻撃のニュースが多いな。
そうですね。社長は対策とかされてるんですか?
一応セキュリティは入れているけど、うちみたいな規模の会社は攻撃されんやろ。
実は最近、中小企業が狙われているんですよ。
え、大企業とか政府機関だけじゃないの?
セキュリティ対策が厳重な大手企業ではなくて、まだセキュリティ対策が甘い中小企業を踏み台にするケースが増えてるんですよ。
どういうこと?
実は中小企業のネットワークから大企業のネットワークに侵入して、攻撃を仕掛ける事例も報告されています。
うちの取引先で大手企業あるな…
中小企業は損害賠償を求められ、大口の取引先を失うことにもなりかねません。
企業として大きな痛手を被ってしまったケースもあります。
早急に対策しよう。
現状と概要
企業や政府機関のデータ漏洩が頻繁に発生しています。個人情報や企業機密が外部に流出することで、重大な被害が発生する可能性があります。
ハッカーやサイバー犯罪集団によるサイバー攻撃が増加しています。マルウェアによる感染、フィッシング詐欺、ランサムウェア攻撃などが一般的です。
サイバー攻撃の標的は、重要なインフラや公共施設にも広がっています。電力供給システム、鉄道や航空交通などの運行管理システムなどが攻撃されるリスクがあります。
外国のハッカーや国家が、日本の政府や企業の情報を盗むためのサイバースパイ活動を行っている可能性があります。特に、日本の防衛関連企業や高度技術産業が標的にされ ることがあります。
政府や企業でもサイバーセキュリティ対策の強化に取り組んでおり、教育や意識
啓発活動も行われています。しかし、常に新たな脅威が出現するため、サイバーリスクへの対応は絶えず進化していく必要があります。
企業のリスク対策・備え
サイバーリスク保険は、インターネットやコンピューターシステムを介して発生するリスクに対して保護する保険です。中小企業にとって、サイバーセキュリティに関するリスクはますます重要になってきており、顧客データやビジネスシステムへの不正アクセスや攻撃、データ漏えいなどが起こる可能性があります。
具体的には、以下のようなリスクがあります。
データ漏えいによるリスク | 個人情報や機密情報が不正にアクセスされたり、流出したりすることにより、企業は法的な責任を負うことになる可能性があります。 |
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サイバー攻撃によるリスク | マルウェア、ランサムウェア、フィッシングなどの攻撃により、企業はシステムダウンや損害を被る可能性があります。 |
事業中断によるリスク | システムダウンやデータ損失により、企業のビジネス継続性に影響を与える可能性があります。 |
以上が、サイバーリスク保険におけるリスクの一例です。サイバーリスク保険に加入することにより、企業は、サイバーリスクに対して備えることができます。保険契約によって、企業は、損害に応じて保険金の支払い、専門事業者紹介サービスなどを受けることができます。
最近、製造業界でもサイバーリスクに対する注意が喚起されているようだね。
そうだね。製造業でもサイバー攻撃が起こりうるから、十分に注意しないといけないね。
そうだね。私たちも、今まであまりサイバーセキュリティについて考えたことがなかったけど、最近は注意が必要だと思っている。
それは正しいね。製造業でも、顧客データや重要な情報を保持してるから、サイバー攻撃による被害が出ると、企業にとって深刻な影響が出る可能性があるよね。
そうだね。うちの会社でも、最近サイバーセキュリティ対策を強化してるよ。でも、まだ不十分な部分もあると思ってる。
うん、私たちも同じだね。私たちも最近、サイバーセキュリティ対策に取り組んでいるけど、完璧とは言えないよね。サイバーセキュリティは、日々進化しているから、常に最新情報を収集して対策を更新していかないといけないね。
そうだね。私たちは、サイバーリスク保険に加入することも検討しているんだけど、中小企業でも保険に加入することができるのかな?
できるよ。最近では、中小企業向けのサイバーリスク保険も増えてきているから、保険会社に相談してみるといいよ。保険に加入することで、被害が出た場合にも、対応するための費用を補償してもらえるから、安心できるよ。
そうだね。私たちも保険に加入することを検討してみるよ。サイバーセキュリティに対する対策を徹底し、被害が出た場合にもしっかりと対応できるようにしたいね。
詳しくはパンフレットをご覧ください
/ /詳細は、パンフレット、『重要事項のご説明』または『普通保険約款・特約』でご確認ください。
法律の専門家からひと言
近時、インターネットを介したいわゆるサイバー攻撃により、企業が保有する情報が漏洩する事例が散見されます。中小企業にとっても他人事ではありません。取引先大企業とサプライチェーンを構成している場合、中小企業を入口としたネットワークシステムへの侵入が可能となるケースがあるからです。
中小企業の情報管理が甘く不正アクセスを招き大企業の情報が漏洩するような事態となった場合、大企業との間でシステムに関する契約を締結していた場合には契約責任を、そうでない場合であっても不法行為責任を問われる可能性があります。
その場合、中小企業もある意味で被害者ではありますが、一般的に要求されるセキュリティ対策を講じていない場合には過失ありと判断され、場合によっては大企業から損害賠償請求を受けてしまう場合もあるでしょう。大企業の規模や情報の価値によっては情報の流出により賠償額が莫大なものとなる可能性もあり、一企業として対応が困難になることも考えられます。
大企業との間で取引があり、システムを共有している場合にはサイバー攻撃に備え、保険への加入を検討しておくべきでしょう。
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